<多読・多聴でよく読まれる本>

多読・多聴用の本





1.Leveled Readers (英語を母語とする児童向けの学習用絵本)

 英語圏の幼児・小学生向けの英語絵本です。絵と朗読CDと文字を合わせて読むので英語を学んだことがなくても理解が簡単で、英語を始めたばかりの入門者に最適です。

▶ Oxford Reading Treeシリーズ (小学生~中級) 【朗読CD:1分~15分】
 英語圏の子供用に作られた学習用絵本で、やさしい英語の絵本です。Oxford Reading Treeシリーズはイギリスで小学校の教科書としても使われています。英語初心者でも気軽に読める絵本です。
 Oxford Reading Tree 1 Oxford Reading Tree 2

▶ Longman Literacy Land Story Streetシリーズ (小学生~中級) 【朗読CD:1分~15分】
Longman Literacy Land Story Street

▶ I Can Read Booksシリーズ (小学生~中級) 【朗読CD:2分~20分】
I Can Read Books

▶ Usborne Young Readingシリーズ (初級~中級) 【朗読CD:15分~20分】
Usborne Young Reading

etc.



2.Graded Readers (英語学習者向けに書かれた段階別読み物)


  英語学習者用に作られた段階別の英語の本です。各レベルごとに使う単語や文法事項が制限されているので、自分のレベルに合わせて無理なく読書を進めることができます。ある程度の英語学習経験がある場合はここからスタートすると良いでしょう。

▶ Foundations Reading Library (小学生~初級) 【朗読CD:10分~30分】
 とてもやさしい英語で書かれているので英語をはじめて数ヶ月で読めるようになります。小学生~初級者におすすめです。
 Foundations Reading Library

▶ Penguin Readers (初級~上級) 【朗読CD:20分~】
 『ガリバー旅行記』や『ロミオとジュリエット』など古典の名作を中心に、やさしい英語で書き直された本がそろっています。
 Penguin Readers

▶ Oxford Bookworms Library (初級~上級) 【朗読CD:20分~】
 Penguin Readersと同様に古典の名作や映画のストーリーなどをやさしい英語で書き直しています。
Oxford Bookworms Library

▶ Cambridge English Readers (初級~上級) 【朗読CD:20分~】
 全てが英語学習者のために書き下ろされたオリジナルのストーリーです。
 Cambridge English Readers

etc.



3.ネイティブ向け児童書


 ネイティブ向けの児童書は英語学習用に作られたGraded Readersに比べ難易度が上がります。まずはGraded Readersで英語での読書に慣れてから挑戦しましょう。

▶ Nate the Great シリーズ(初級~中級) 【朗読CD:15分程度】
 少年探偵が様々な事件を解決する物語です。朗読がCD1冊15分程度で終わるので気軽に読めて、事件が解決すれば英語が理解できているかどうかの確認にもなります。
Nate the Great

▶ My father’s Dragon(エルマーのぼうけん) シリーズ (中級) 【朗読CD:45分程度】
 日本でも『エルマーのぼうけん』の翻訳で有名なシリーズです。やさしめの児童書ですが、日本の学校では学習しないような英単語が多く出てくるので挿絵を見ながら新出の英単語に慣れましょう。
 My father's Dragon

▶ Roald Dahl作品(中級~上級) 【朗読CD:20分~3時間】
 映画化された『チャーリーとチョコレート工場』をはじめ、Roald Dahlの作品には大人でも楽しめる児童書がたくさんあります。英語もやさしいので本格的に児童書を読むための導入に最適です。
 Roald Dahl

▶ Winnie-the-Pooh(くまのプーさん) (上級) 【朗読CD:2時間】
 ディズニーで有名な『くまのプーさん』ですが、原作の英語はやや難しめです。1冊が朗読8~15分程度の短編10章で構成されているので、1章ずつCDを聞きながら丁寧に何回も読むのがおすすめです。
 Winnie-the-Pooh

▶ Harry Potter シリーズ (上級) 【朗読CD:8時間~】
 ある程度児童書が読めるようになったら挑戦したいのが『ハリー・ポッター』シリーズです。7冊合わせて80万words以上、朗読CDが全部で103枚(計120時間程度)と長編ですが、読み終わった頃には目も耳も英語に慣れて、自然な英語の感覚が身につくでしょう。
 Harry Potter

etc.

 ハリーポッターを読んだ後は読める英語の幅が大きく広がっているので、10代向けの英米小説を中心に洋書を読み進めると良いでしょう。


 このほかにも英語のレベルに合わせて1000冊以上のCD付絵本・CD付洋書をそろえてあります。

 多くの場合、CDを聞きながら洋書を読むとCDがない場合に比べて読む速度が上がります。
(CDの朗読スピードを遅いと感じる場合は本のレベルを上げる合図だと考えてよいでしょう)

 さらに、CDと一緒に読むと残り時間がわかるので読み切るまでのモチベーションが維持しやすいという利点があります。リスニングの力を同時に鍛えられるのも大きな利点です。

 従来の英語学習では英文法の習得と英文の精読に重点が置かれていました。この方法では英語に触れる量が大きく不足しています。基礎知識と並行して多読・多聴を行うことでバランスよく英語の力を鍛えることが可能です。

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